大学(院)生の時にやってよかったこと

その他

理系の大学院を修了し、化学メーカーに就職して約1年半経過しました。

働き始めて、大学に在籍していたころにやっておいて良かったことや、反対にやればよかったと後悔していることについて書いていきたいと思います。

やってよかったこと

勉強

これは言うまでもないかもしれませんが、勉強はしていて損はありません。

特に、実体験では化学メーカーに勤務しているということもあり、基本的に総合職は危険物取扱者甲種の資格を保有している人がほとんどです。危険物取扱者甲種は大学や研究室での化学の知識が必要であるため、きちんと大学生のときに勉強していれば資格を取るときに必要な勉強量が少なくなります。

論文検索と閲読

これは開発職に限った話なのかもしれませんが、製品開発という面では研究室と同様に様々な論文を見る機会があるため、研究室での論文検索の技術は卒業してからも必要であると思います。

もちろん、論文は検索して終わりというわけではなく、検索した論文を読み必要な情報を得る必要があるため、論文の検索と必要な論文の取捨選択、論文の閲読は研究室にいるうちに数をこなし慣れておくと仕事を行うときに仕事の効率化という面で役に立ちます。

やればよかったこと

PCスキル

自分の卒論、修士論文では簡単な表の作成でしかExcelを使用したことがありませんでした(Wordでも作成できるような簡単な表)。

しかし、会社では大人数で測定したデータが自分のところに集まってきて、このデータを1つのExcelにまとめ、データ解析を行い、報告書にまとめられるようにしなくてはいけないません。

そのため、学生の頃にExcelをもう少し使用し、データの解析を行えるように勉強しておけばよかったと思います。

幅広い分野の勉強

大学院に行くと研究がメインとなり、研究分野の勉強がメインとなると思います。なので、自分の研究分野以外の勉強に力を入れることのできる学部制の時により幅広い分野の勉強を行っておけばよかったと後悔しています。

研究室で行っていた研究分野の研究、仕事を就職先でも行う可能性はかなり低いのではないかと思います。さらに、他の企業や大学と共同研究を行う場面も出てくると思います。そのため、広浅くても幅広い分野の知識を持っていると、様々な場面で役に立つと思います。

友達作り

新卒で企業に入ると、その企業の内側からしか企業を見ることができないと思います。そのため、他の企業で働いている友達から他の企業の内情を聞き、比較を行い客観的に自分の働いている企業を知ることは重要だと思います。

自分の働いている会社では当たり前のことが他の会社から見たら普通ではないということや、製造装置の問題点も他の会社を見ることで認識することができると思います。

また、友達からだけでなく、展示会などにも積極的に参加することで最新の情報を得ることができるため、新しい目線で自分の働いている企業を見ることができるのではないかと思います。

まとめ

最後にまとめです。

自分の考えでは自分の視点からだけでなく客観的に自分の仕事、企業を見ることが重要で、当たり前だと思っていることを疑ってみることで製造ラインの改善、新規製品の開発を行っていけるのではないかと考えています。客観的に見るためには特定の分野だけでなくいろんな分野を知っていることや、他の会社のことを知ることが必要だと思います。

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